子どもへのイライラの源泉を考える
仕事の都合で、妻が割と週末いないことがあります。
そうなると、一人で2人の子守りをするようになるのですが、中々ハードです。
上の子は、どんどん自我が出てきて、結構ワガママや自己主張があって納得させるのに手こずります。
最近困っているのは、好きな服しか着ないこと、気に入った服がないと機嫌が悪いこと。
それと、オムツ替えたり、薬飲ませたり、という結構重要度の高いタスクが、本人の機嫌次第でさせてもらえないこと。
気に入った服なんて、洗濯中のことだってあるし、どうしても本人の思うようにならないことがあるので、これはホントに困ります。
まぁ、上手く好きな動画見せて気を紛らわせるか、落ち着くまで抱っこしてやるかでどうにかやり過ごしていますが。
薬なんて、吐き出された日にはどうしようもないです。
下の子は、まだそういった自我と上手く付き合ってやる難しさはないのですが、衝動的に行動するので目が離せません。
謎行動が割と多く、それに戸惑う感じです。
ゴミ箱を漁ってみたり、お茶のコップの中に食べ物をどんどん入れていってみたり。
お茶を飲みたいくせに、パンを入れたりするもんだから、パンが水分を吸ってぐちゃぐちゃになるわ飲めないわで、コップを取り上げたら、今度は辛くなって泣くわで。
いや、アナタがそんなことしてるからでしょ、と思うようなことが多々あるんですが、本人はまだまだそういう因果関係的なことは分からないようです。
そんなこんなで、肉体的にも精神的にもすり減らしながら、どうにか日々を過ごしています。
流石に、イラッとしてしまうこともあるんですが、何故だろうか、と一旦冷静に考えてみます。
まぁ、子どもが言うことを聞いてくれないから、ではあるんですが、よくよく考えてみると、子どもが言うこと聞くほうが稀ですよね。
なぜそんな当たり前の分かりきった現象に腹を立てるのか。
結局は、自分がこうしなければ、と思ったことがそのとおりにならない、という点ですね。
自分のペースや段取りが乱されるということのストレスだと思いました。
かといって、自分が思い通りにしたいがために、相手の行動を抑圧するのは良くないし、相手が子どもだからといって基本的には許されるものではないはずですよね。
お互い人間としては対等な立場、というのが基本で、相手の行動を抑圧すべき時があるとすれば、それはそうしなければ危険から守れない、とかそういった相手のための行動であるべきだと思うのです。
なので、自分の思い通りにならないから、という利己的な動機で子どもをコントロールしようとしたり、力で行動を抑制したりすることは、やはり違うなぁと思います。
ただ、自分もそんなにできた人間ではないので、ついついイラッとして叱ってしまうこともあるので、それを振り返りつつ、結局は自己中な振る舞いを自分より未熟な子どもに対してしようとしてしまっているのだなぁと気付かされる訳です。
子どもを育てているようで、実は自分が育てられているという、そういう気持ちを持ちながら、これからも頑張っていきたいなぁと思ったのでした。