子育てと音楽の徒然雑記

長女:平成28年4月生まれ。長男:平成29年5月生まれ。二児の父親です。子育てをしながら感じることや、趣味のギターのことを自由に書いていきます。

セミアコ制作キット(HOSCO)を作ってみた話

f:id:choppedparsley:20180428181649j:plain
セミホロウタイプのギターが欲しいながら、かといって、これだ!というギターも中々見つからないので、自分で作ってみるのも勉強になるかな〜と制作キットを購入。
遊びも兼ねて、ちまちま作ってみた。特に、特殊な工具など持っていない素人細工で作れるのか。


以下おおまかな工程

ネック組み立て

  • ネックの接着

まずは、ネックをボンドで接着する所から。どんなボンドを使えばいいのか調べてると、定番はタイトボンドらしいので、これを使います。
f:id:choppedparsley:20180428181740j:plain


  • 固定

とりあえず、普通に塗って、クランプで固定。固まるまで待ちます。一番大事な所ともいえるので、もう少し丁寧にすればよかった・・・
結構しっかり、密着させたのですが、後の写真でも載せますが、ピッタリ隙間なくとはいかなかった。ただ、これが仕上がりにどう影響を与えているのかは不明。
f:id:choppedparsley:20180428181725j:plain


  • ヘッドの加工

元々は、羽子板型なので、ヘッドだけ加工する必要があります。
ノコギリしか持ってないので、ノコギリでとりあえず頑張って切ります。が、さすがメイプル。硬い。とにかく硬い。気合で頑張った。ちなみに、キレイにシンメトリーのデザインはまず無理と思ったので、アシンメトリーでそれっぽくしてみた。ヤスリで整えないと、このままだとヒドイ。
f:id:choppedparsley:20180428181817j:plain


  • 成形

これまた、紙やすりでひたすら削る。一応、それっぽくなった気がします。
f:id:choppedparsley:20180428190531j:plain

ボディ塗装

  • 塗料

さて、ネックができたところで、ボディを塗装していきます。
スプレー塗装は何となくハードルが高いので、ステインで着色して、オイルフィニッシュにしていきます。
オイルフィニッシュの質感もいいですしね。
ステインも何がいいのか分かりませんが、ネットで色々調べて、ターナー製のものをチョイス。
f:id:choppedparsley:20180428194109j:plain


  • マスキング

家にあった適当なマスキングテープで、塗らない部分をマスキングして、布に染み込ませたステインを4回くらいに分けて塗り込んでいきます。
ちなみにこの写真のネック部分、ネックの接着で失敗して(?)、ボディとネックの隙間が若干あります・・・
サイドとバックをグレー、全面をピンクに塗りました。
乾いてはヤスリがけを繰り返して、丁寧に塗り重ねます。
ホントは、木目の目止めをしたりとかして丁寧に仕上げたほうがいいのかもしれませんが、そこは手を抜いて、ヤスリがけでで表面を整えたのみです。
が、目立って荒くはないです。
最初はヤスリの240番、その後400、1200、2000番と細かくしていきました。

f:id:choppedparsley:20180428194817j:plain
ボディ着色前


  • 塗分け

ピンクは、グラデーションぽくなるよう、徐々に濃くなるよう塗る回数を変えてみました。が、実物はあまり色の違いが分かりません。言われてみれば分かるかもって程度。大げさに塗り分けた方が良かったぽい。
f:id:choppedparsley:20180428194853j:plain


  • 仕上げ剤

さて、色を塗り終えると仕上げです。
これも、ネットで色々調べて、XoticのOil Gelを使いました。
これも、塗っては乾燥させてヤスリがけを4回ほど繰り返します。
塗装はなるべく手を掛けておきました。
あとは、パーツを組み上げると完成。
f:id:choppedparsley:20180428200059j:plain

組み立て

f:id:choppedparsley:20180428200450j:plain
配線自体は繋いでくれているので、f字孔からトーン、ボリュームポットを通して固定、ブリッジにアースを通してアンカー打ち込みとかそんな感じで組み上げます。
ただ、f字孔から各ポットやらジャックやらを通して固定するのが、結構細かい作業で大変でした。
ほんで、細々とオクターブ調整したり弦高調整したりして終了。
一応、素人作業でも完成させることはできました。まぁ、若干の弾きづらさはあったり、フレットのビビリがあったりで、ちゃんと使おうと思うと更なる調整が必要ですが、ちょっと弾く分には使えますね。丁寧に作れば、十分なものができると思われますが、僕の腕ではとりあえずこれが限界でした。


  • 完成

f:id:choppedparsley:20180428201505j:plain